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サドルの『柔らかさ』を理解する:フレックスとコンプレッション
2025.11.07

快適なサドル選びのカギは「やわらかさ」にあり!
サドル選びというと「幅」や「形」ばかりに注目しがちですが、実はそれだけでは不十分。
自分の体格や乗り方に合った“やわらかさ”を選ぶことが、乗り心地の快適さに大きく関わります。
ここでいう「やわらかさ」は、単なるふわふわ感ではなく、“しなり(フレックス)”と“沈み込み(コンプレッション)”のバランスのこと。
この2つの性質を理解しておくことで、より自分に合ったサドルを選びやすくなります。
▶「しなり(Flex)」とは?
サドル全体がどれくらいバネのようにたわむか、という“しなり感”のこと。
ペダルをこぐたびにお尻に伝わる衝撃や反発感に影響します。
しなりが少ないと…
・路面の凹凸で跳ねやすくなる
・サドルが固く感じ、腰や脚の動きを妨げる
・安定した“座る場所”が見つけにくい
しなりが多すぎると…
・サドルが沈みすぎて、ふにゃふにゃした感覚に
・ペダルをこぐ動きに合わせて上下に揺れてしまう
・前後の体重移動がしづらくなる
▶「沈み込み(Compression)」とは?
サドル表面が、体に合わせてどれだけ沈み込むかという“クッション感”のこと。
お尻の骨やデリケートゾーンへの圧力のかかり方に大きく関係します。
沈み込みが少ないと…
・座った瞬間から固く感じる
・座骨(お尻の骨)や会陰部に不快な圧迫感がある
沈み込みが多すぎると…
・お尻が沈みすぎて、ペダリングの力が吸収されるように感じる
・ペダルを踏むたびにクッションが押し返さず、効率が下がる
▶「柔らかすぎるサドルは不快」の本当の意味
最近では「サドルが柔らかすぎるとお尻が痛くなる」という話を耳にしますが、これは“サドル全体が柔らかい”ことが原因ではありません。
座骨の沈み込みが大きすぎると、結果的に会陰部などの敏感なエリアに圧力が集中しがちです。
一方で、会陰部などの敏感なエリアに適切な沈み込みがあることは、圧迫感の軽減につながり快適性を高める効果も。
つまり、「柔らかさ」はサドル全体で語るものではなく、部位ごとに適切なバランスが重要というわけです。
▶ 正しい理解が快適性への第一歩
しなりと沈み込み、2つの要素は互いに影響しあいながら、乗り心地に大きな違いを生みます。
どちらかが強すぎても、弱すぎても快適とは言えません。自分の体格や乗り方に合ったバランスを見つけることが大切です。
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