FAQよくある質問

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タイヤ関連

【 リムへの組み付け構造の種類(WOとHEの違い)について 】

タイヤとホイール(リム)の表記サイズが同じであれば、互換性があると考えてよいでしょうか?

表記サイズが同じでも互換性がない場合があります。
自転車用タイヤにはリムとの嵌合構造の違いで、WO(Wired On)とHE(Hooked Edge)の2種類があり、WOとHEの間には互換性がありませんでした。
昨今のタイヤ及びリムはWOとHEのどちらにも使用可能なものも多く、WO/HEが明記されていない場合もありますが、タイヤを交換される際は販売店様とご相談頂き、事前にご確認ください。

タイヤのビード(後述)をリム内側の溝に引っかけて固定するクリンチャータイヤと、接着剤を用いてタイヤをリムに貼りつけるチューブラータイヤがあります。
現在販売されているTIOGAタイヤは全てクリンチャータイヤです。
クリンチャータイヤには、タイヤの両端に「ビード」と呼ばれる盛り上がりがあり、これによってリムに組み付け/固定されます。
クリンチャータイヤには、タイヤ内に納めたチューブを膨らませることによってタイヤのビードをリムに押しつけてタイヤの形状を維持するものと、チューブを必要とせず専用タイヤとリムを高い気密性によって固定するチューブレスタイヤがあります。
(チューブレスタイヤに関しては【USTチューブレスタイヤ/チューブレスレディタイヤについて】をご参照ください。)
(→ タイオガ タイヤ スペック一覧表をご参照ください。)

【 サイズ表記(inch/mmとETRTO)について 】

タイヤのサイズ表記で、従来のミリメートルやインチ表記の他にハイフン(-)で区切られた5桁の数字が記されているのを見かけたのですが、これは何を意味するものですか?

自転車用タイヤの規格は多数存在しており、タイヤとリムの適合性をこれまでの表記だけで判別することが難しくなったため、ETRTO (European Tyre and Rim Technical Organisation) の統一基準によるサイズが併記されるようになりました。
ETRTO表記ではタイヤの「幅」をハイフン(-)の左側に、タイヤの「ビード径(リムに嵌まり込む部分の直径)」をハイフン(-)の右側に表記します。
「ビード径」の数値が同じであれば、タイヤとリムの嵌合寸法に互換性があることを意味しているため、組み付けは可能です。
しかし、「ビード径」の数値が同じであっても「幅」の数値が異なる場合は、タイヤとフレーム/フォークとのクリアランスが十分に確保できない場合がありますので、販売店様とご相談頂き、事前にご確認ください。
また、「太いタイヤ」と「細いリム」の組み合わせや、「細いタイヤ」と「太いリム」の組み合わせは、リムへの取り付けは可能であっても車輪全体として想定された性能を十分に発揮できないうえ、嵌合上の相性が悪くなり安全性が保証できないため、推奨いたしません。
タイヤを交換される際は販売店様とご相談頂き、事前にご確認ください。
(→ タイオガ タイヤ スペック一覧表をご参照ください。)

【 29インチタイヤについて 】

29インチホイールと700Cホイールはリムの直径が同じですが、タイヤの互換性はあるのでしょうか?

タイヤとリムの嵌合寸法は同じですが、嵌合構造の違いで互換性がない場合があります。

MTBなどの29インチタイヤとロードバイク/クロスバイクなどの700Cタイヤは、どちらもETRTOサイズが622と同じであり、タイヤとリムの嵌合寸法は同じですが、嵌合する構造が異なる場合があります。(【リムへの組み付け構造の種類(WOとHEの違い)について】をご参照ください。)
また、「太いタイヤ」と「細いリム」の組み合わせや、「細いタイヤ」と「太いリム」の組み合わせは、リムへの取り付けは可能であっても車輪全体として想定された性能を十分に発揮できないうえ、嵌合上の相性が悪くなり安全性が保証できないため、推奨いたしません。
タイヤを交換される際は販売店様とご相談頂き、事前にご確認ください。

【 27.5インチタイヤについて 】

27.5インチホイールと650Bホイールはリムの直径が同じですが、タイヤの互換性はあるのでしょうか?

タイヤとリムの嵌合寸法は同じですが、嵌合構造の違いで互換性がない場合があります。

MTBなどの27.5インチタイヤは、ランドナーなどのツーリング用 自転車で広く使われていた650BタイヤとETRTOサイズが584と同じであり、タイヤとリムの嵌合寸法は同じですが、嵌合する構造が異なる場合があります。(【リムへの組み付け構造の種類(WOとHEの違い)について】をご参照ください。)
また、「太いタイヤ」と「細いリム」の組み合わせや、「細いタイヤ」と「太いリム」の組み合わせは、リムへの取り付けは可能であっても車輪全体として想定された性能を十分に発揮できないうえ、嵌合上の相性が悪くなり安全性が保証できないため、推奨いたしません。
タイヤを交換される際は販売店様とご相談頂き、事前にご確認ください。

【 OS/20インチタイヤについて 】

OS/20インチタイヤは、従来の20" x 1-3/8" 等とどのように違うのでしょうか?

OS/20インチタイヤは、昨今のBMXレースの高速化に対応するためTIOGAが打ち出した独自規格であり、従来の20インチホイール(ETRTO 406)ではなく、20" x 1-3/8" 等に使用されているETRTO 451のホイールに合わせたタイヤです。
MTBの29インチ等と同様に、車輪外径が大きくなることによる走破性/安定性が飛躍的に向上します。
UCI/国際自転車競技連合が規定する競技機材レギュレーションにも準拠しており、国際的なレースイベントでもご使用頂くことができます。
また、従来の20" x 1-3/8" 等に比べたっぷりエアボリュームがあるのでミニベロなどに装着して走行感を改善するなどの使用も可能ですが、リムへの取り付けは可能でも嵌合構造の違いで互換性がない場合がありますので、販売店様とご相談頂き、事前にご確認ください。

【 USTチューブレスタイヤ/チューブレスレディタイヤについて 】

USTチューブレスタイヤとチューブレスレディタイヤはどのように違うのでしょうか?

USTチューブレスタイヤは、USTチューブレス専用のホイール(もしくはリム)と組み合わせることで、気密性を確保するタイヤです。
タイヤ内面に空気を保持するためのライナー層を有しているため、別途シーラント剤を注入するなどの作業が必要ありません。
チューブレスレディタイヤは、専用のバルブ/リムテープ/シーラント剤と併用することで、チューブレス化に対応可能なホイール(もしくはリム)との組み合わせでも気密性を確保することができるタイヤです。
専用のバルブ/リムテープ/シーラント剤は別売となります。シーラント剤の注入等の作業は販売店様にご依頼ください。

【 推奨空気圧 】

タイヤの空気圧はどのくらいで走行するのが良いでしょうか?

タイヤには、商品毎に用途や設計に適した推奨空気圧の範囲が設定されています。
安全で快適な走行のため、タイヤ側面に表記されている推奨空気圧の範囲内でご使用ください。
推奨空気圧の値が分からない場合は、販売店様にご確認ください。
(→ タイオガ タイヤ スペック一覧表をご参照ください。)

【 タイヤ幅/タイヤ外径 】

タイヤの互換性について、どのような点に注意すれば良いでしょうか?

ビードの嵌合構造(【リムへの組み付け構造の種類(WOとHEの違い)について】をご参照ください。)、タイヤの表記サイズ(【サイズ表記(inch/mmとETRTO)について】をご参照ください)の他にも、タイヤがフレーム/フォークに接触しないように十分なクリアランスが必要です。
タイヤを交換される際はタイヤ幅やタイヤ外径を事前にご確認ください。分からない場合は販売店様にご相談ください。
(→ タイオガ タイヤ スペック一覧表をご参照ください。)